介護リフォーム・バリアフリーリフォーム


〝親の世代〟がストレスを感じない住まいづくりを考えます。

介護する側・される側もストレスの減る住まいを
介護する側・される側もストレスの減る住まい

高齢者にふりかかる危険を未然に防ぐ住まいとは、どんなものでしょうか。ご老人に負担がかかる住まいの部位を少しリフォームするだけで、以前より行動範囲が広がることがあります。また、介助に適した余裕のあるスペースをつくってあげることで、介護する側・される側双方の精神的・肉体的な負担を軽くすることができます。

6つのポイント

段差をなくす
1.室内外の段差をなくす
高齢者が移動するとき、障害・事故となりうる最大の原因が「段差」。室内外の段差をなくすことで、大きな事故を未然に防ぐことができます。階段の段差をゆるやかにするのも忘れずに。
手すり
2.使う人の体に合わせた手すりの設置
玄関・浴室・階段・廊下など、移動の安全を確保して行動範囲を広げる重要な役割を果たす「手すり」。使う人の体の動きに合わせた高さで設置しましょう。
温度差をなくす
3.急激な温度変化(ヒートショック)を避ける
暖かいリビングから寒い廊下に出たり、脱衣所から浴室に入ったりしたときなど、急激な温度差によって血管が収縮し、心筋梗塞や脳出血を引き起こすことがあります。家の中でどこに移動しても、なるべく一定の過ごしやすい温度に室温を保つ工夫が必要です。
足元は明るく
4.足下は明るく
室内・室外に限らず、歩くのに十分な明かりを取り入れましょう。特に夜暗くなる場所には、足元を明るくする照明が必要です。
滑りにくい床
5.すべらない素材を
転倒を防ぐには、適切な素材を選ぶことも重要です。廊下、階段、浴室、玄関アプローチなどには、すべりにくい素材を選びましょう。
引き戸
6.扉を引き戸に
引き戸にすると、車椅子でも楽に通れるので安全です。間口を広く取りたい場合は、アコーディオンカーテンにするのも◎。また引き戸には扉の向こう側の人にぶつからないというメリットもあります。
福祉用具専門相談員におまかせください!
矢部圭
矢部 圭(やべ けい)
資格など:福祉用具専門相談員、住環境コーディネーター2級
住まいを自分の体に合わせることは、とても大切です。「お客さまの幸せを生む住まいづくり」を心がけています!
親のストレスを減らす住まいとは
矢作聡
【連載】親孝行の心を家にも
福祉環境アドバイザーの矢作聡さんによる「親の世代が平穏無事に過ごせる家」について考える連載。介護リフォームだけではなく、これからリフォーム全般を考えておられる方にもおすすめの特集です。